ベルトの張り方(テークアップ)
使用中にベルトが緩んだ場合は、ベルトを張ってください。(これをテークアップといいます。)
ドライブユニットのテークアップ用ノブ(※①)を左右とも左回りに回すとベルトは張られていきます。このとき左右のテークアップ用ノブの移動長さが同じになるように交互に少しずつ張ってください。
ベルトの張り具合について
ベルトはあまり張り過ぎないようにしてください。ドライブプーリとベルトがスリップしない程度に張れば、ベルトは動きます。
[注]ベルトの張り過ぎは、モータの過負荷・ベルトやプーリの寿命の低下などの原因になりますのでご注意ください。
ベルト張り具合の目安 |
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呼称ベルト幅 |
ベルト張り具合(%) |
|
〜400 |
≒ |
0.2 |
500〜600 |
≒ |
0.15〜0.1 |
600〜1000 |
≒ |
0.1 |
0.2kW以上の場合は、+0.1%とします。
長機長用(機長6mを超える場合)中間テークアップユニットの調整方法
(1)先ず、ドライブユニットのテークアップ用ノブ(※①)を一旦いっぱいに緩めます。(右回し)
(2)次に中間テークアップユニットのテークアップ用ノブ(※②)を左右とも左回りに回しベルトを張ります。
このとき左右のテークアップボルトの移動長さが同じになるように交互に少しずつ張ってください。
(3)最後にドライブユニットのテークアップ用ノブ(※①)を左回りに締めてベルトのたるみを取ります。
このとき同時にベルトの蛇行調整も行ってください。