コンベヤ総合カタログ【LS14】
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製造時の保存状態を追跡調査するトレーサビリティシステムを採用。不良品良品既設転用振り分け装置LCH15-20新設コンベヤSZV20-0.5(V90-2B40)既設転用X線異物検査装置TFX-100高速振分け装置ラインチェンジャーX線検査装置レーザーマーカ●システムの概要包装後のミニハンバーグをX線検査装置にて、数量・形状検査を行い、同時に投影した画像を全数、DVDに保存するシステム。※トレーサビリティとは: 「追跡可能性」を意味します。食品分野では「材料の生産・加工・流通・販売のフードチェーンの各段階で、食品とその情報を追跡し、遡及できること」と一般に定           義されています。BSEや偽装表示事件などにより、消費者の食品に対する信頼が低下したため、消費者に届くまでの食品の履歴関連情報を保存・提供するこ           とで、安心して購入できる仕組みづくりが求められてきており、トレーサビリティシステムが開発・提供されています。消費者からのクレームが生じた際、製造時の状態がわからず、調査をすることが難しかった。冷凍食品メーカとして、消費者からのクレームや問い合わせをいかにスムーズに行うかを目的に、追跡調査ができるトレーサビリティシステムを実現しています。改善前●クレーム発生時には、不具合を確認する 際にシリアルに振られた製造番号をもと にした画像データを呼び出して、製造時の 状態を確認し、調査を容易にした。●検査作業者の負担軽減、管理面の強化が 出来るように改善された。改善後印字コンベヤ設備名:冷凍食品トレーサビリティシステム搬送物:冷凍ミニハンバーグ処理能力:120個/min納入/商品事例 トレーサビリティcase study 01339

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